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充填機の充填タイミングや、カップのセット、排出タイミングをロータリエンコーダとプログラマブルカムを使用して制御します。
カムスッチとエンコーダを使うことにより、位置設定や機械調整が容易になり、短時間で行えます。

機械式のカムによる制御の代わりにアブソリュートエンコーダにより角度を検出し、設定した角度に従って出力のON/OFFの指令を出力するものが、（電子式）プログラマブルカムです。

分解能1024以下のエンコーダが使用できます。
分解能180は2度単位、分解能360は1度単位、分解能720は0.5度単位で出力設定ができます。
それ以外の分解能については0.1度単位（分解能により多少の誤差が生じます。）
または1分解能単位で出力設定ができます。

1. TRD-NAシリーズとの接続（分解能 360／720の場合）
JX-CAMとエンコーダをコネクタ接続することが出来ます。



エンコーダ型式
分解能360：TRD-NA360NWF2（ケーブル長2m）、TRD-NA360NWF2-5M（ケーブル長5m）
分解能720：TRD-NA720NWF2（ケーブル長2m）、TRD-NA720NWF2-5M（ケーブル長5m）
分解能 360／720以外の場合,JX-CAMとエンコーダを接続するには、中継ケーブルが必要になります。
詳しくは、ロータリエンコーダ カタログをご確認お願いいたします。


2. TRD-Kシリーズとの接続
JX-CAMとエンコーダを接続するには、中継ケーブルが必要になります。



エンコーダ型式：TRD-K□YC2（□：分解能）
中継ケーブル型式：F-□BN2C2A（□：ケーブル長　20：2m , 50：5m , 100：10m , 150：15m）
詳しくは、ロータリエンコーダ カタログをご確認お願いいたします。

設定ソフト：Programable Cam Wornbenchを使用すると、簡単にカムの動作を設定することができます。
パソコンとJX-CAMはシリアル通信での接続となりますので、市販のUSB／シリアル変換ケーブルと弊社製接続ケーブルをご用意下さい。（設定ソフト、ダウンロード無償）

	出力型式	NPNオープンコレクタ
	最大過電流	0.1A以下：抵抗負荷
	オン時電圧降下	最大1.5V以下
	耐圧	35V
	最大漏れ電流	0.1mA以下
	出力コモン（O.C）は内部で電源-（DC-）と接続しています。

出力エリア設定のON角度、OFF角度に従った出力動作をします。
RUNモ一ドまたはTESTモードで起動入力をONすることにより出力動作可能となります。

出力動作と出力応答時間選択
以下の例は、設定30度ON、80度OFFとした場合です。



便利な特殊機能として、メカの応答遅れを、回転速度に比例して自動的に補正する進角機能を搭載しています。
詳細は、JX-CAMマニュアルをご参照お願い致します。

プログラマブルカムの製品ページは コチラ

部品	型番	備考
プログラマブルカム	JX-CAM-161F-C-1	出力点数16点
	JX-CAM-321F-C-1	出力点数32点
ロータリエンコーダ	TRD-NA360NWF2	分解能360、ケーブル長2m(※１)
	TRD-NA720NWF2	分解能720、ケーブル長2m(※１)
	TRD-NA360NWF2-5M	分解能360、ケーブル長5m(※１)
	TRD-NA720NWF2-5M	分解能720、ケーブル長5m(※１)
	TRD-K□-YC2（□：分解能）

※1）JX-CAMとエンコーダをコネクタ接続することが出来ます。

何かご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡ください。

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