ポカヨケ対策多機能ピッキングセンサを用いた部品棚の使用事例

最終更新日 2024-10-23

使用例

PTL110S-FF100TD3-QP150を使用することで、部品棚において、次に取る場所の指示、取ったことの確認ができる様になります。
表示灯の点等により、取る場所がわかります。
よって、作業者が迷うことがなくなりスピードアップが図れます。
取ったことをセンサで監視していますので、取ったことの確認ができ、押しボタンで作業完了の確認ができますので、ポカヨケに最適です。
無線接続でコントローラとの接続も可能です。(DXM700)

ポカヨケ対策多機能ピッキングセンサを用いた部品棚の使用事例

センサの説明

ピッキング／キッティングステーション用、数量表示／確認アクション一体型モジュール。
簡単な取り付けと装置の直接接続によりシステム費を削減。
シリアル通信により大規模なシステムでのピッキング速度を高速化。
使用時は、別売りの4ピン M12 コードセット（ケーブル）をご準備下さい。

※キッティングとは、何かを組み立てるために、部品を集めたものがキットです。組み立てセットのことがキットです。また、メーカーから出荷された状態のデバイスを業務が開始できる状態に整える作業です。セットアップと分けています。

Pick-IQ^TM
生産性のターゲットを超えるペースの高速応答速度を確保

Pick-IQ^TMはModbus RS-485と互換しています。
DXM700は、Modbus RTUをModbus TCP/IPまたはEthernet/IPに変換します。

センサの特長

結束バンドで簡単に取り付けるための穴付き。
ピックカウントなどを示す３桁ディスプレイ。
タッチボタンによる確実なピッキングインターフェース。
デイジチェーン接続を素早く行うM12コネクタ。

【動画】PICK-IQシステムの紹介

Modbusプロトコルを利用したネットワークシステムです。

課題１．多品種アセンブリステーション

複数の部品が1つのステーションで作られる際のエラーを除外し、品質を確保したい。
スループット※1を高め、トレーニングと在庫補充プロセスを簡略化したい。

課題１．の解決手段

明確な表示により、各ステップで使用する正しいコンポーネントと数量を素早く特定し、アセンブリにかかわるエラーを軽減します。
コンポーネントのカウントはリモートで監視することもできるため、在庫補充を簡略化し、ダウンタイムの回避も可能です。
光学センサが通常作業の動作中の手を検出し、PICK-IQ^TM通信による高速応答で、次のピッキングヵ所が素早く指示されます。
色を使ったアセンブリにより、作業者のトレーニングを素早く簡単に行えます。
接続性とブラケットが単純であるため、再プログラミングやツールを使用せずに、PTL（ピックトゥライト）装置を移動することができます。

課題２．キッティングステーションの事例

加速化する仕事量の中で正確性を確保し、1人のオペレータが複数のタスクを実施できるように単純なシステムを維持したい。
エリアには、多様なモデルに使用する材料の需要を満たすために多数の部品が存在しており、変更や拡張への柔軟性が必要。

課題２．の解決手段

1人のオペレータが多色インジケータや、わかりやすい3桁ディスプレイ、およびセンサやタッチボタンを使用して、複数のアセンブリに使用するキットを作成することが可能です。
多用途性の高いPTLシステムは、大小関わらず、ほぼすべてのタイプのキッティング用途に合わせて構成できます。
高速PICK-IQ^TM通信により、生産性ターゲットを超えるペースを維持できるようにオペレータを誘導します。
大規模で拡張可能なキッティングステーションでの使用に対応できます。
電気や機械部品のオフションなどが追加された場合、ピッキング設備を追加しなければなりません。
本システムは、状況によって変わる追加・変更を簡略化して回避することが可能です。