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コンベヤ上を流れる製品の数をカウントし決められた数量が流れたら一旦コンベヤを停止します。

製品を100個毎に抜取検査を行う事例で説明します。
「①安全ブレーカー」を入れ「②スイッチ」をONにするとコンベヤが動作します。
左から右へ製品が流れます。コンベヤには、製品をカウントする透過型の「④センサ」を使用しました。
製品が、「④センサ」を通過するごとにカウントアップされていきます。
今回の事例では、「④センサ」が100個目の製品をカウントするとコンベヤ上で停止します。
製品検査を行い、停止した位置へ製品を戻し、「③リセットSW」を押すとコンベヤはまた動作を行います。
コンベヤのスピードは、コンベヤ付属のスピードコントロールのつまみで調整可能です。

ﾊﾟｰﾂNO.	部品名	型式	数量	購入先
①	安全ﾌﾞﾚｰｶ	HB	1	ミスミ
②	ｽｲｯﾁ	A22NN-BGA-NAA-G102-NN	1	ミスミ
③	ﾘｾｯﾄｽｲｯﾁ	A22NN-BGM-NAA-G102-NN	1	ミスミ
④	ｾﾝｻ（投光・受光）	0344A・Q23SP6R	1	ﾊﾞﾅｰ
⑤	端子台	TC10SU04	1	ミスミ
⑥	ｽｲｯﾁﾎﾞｯｸｽ	KGNW-212Y	1	ミスミ
⑦	カウンタ	KCV-6S	1	ジェイテクトエレクトロニクス

※パーツは生産中止や型番変更になる場合がありますのでご了承ください。

製品の停止位置はセンサーの位置を変えることで変更できます。
抜き取り検査の頻度は、カウンタのプリセット値を変更してください。
プリセット値の変更方法は、取扱説明書を参照お願いいたします。

１）ディップスイッチ設定

カウンタの表示を正面に見たとき、上面に8ポジションのディップスイッチ【写真２】があります。
スイッチは、左側が「OFF」右側「ON」です。今回の設定は以下の表の通りです。
ディップスイッチの操作は、電源が切れている状態で行ってください。通電中の操作は無効です。
ディップスイッチを変更した場合は、運転モードで必ず「RST」キーを押してカウント値のリセットを行って下さい。詳細は取扱説明書を参照お願いいたします。

ディップスイッチで選択できない設定をセットアップモード【写真３】で設定します。
今回の設定は以下の表の通りです。
セットアップモードと運転モードの切替はディップスイッチ８を「ON」にして電源を投入するとセットアップモードになります。
ディップスイッチ８を「OFF」にして電源を投入すると運転モードになります。
セットアップモードの操作は、取扱説明書を参照お願いいたします。

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